早いもので今年もあと少しになりました。

11月17日~19日の2泊3日で檀信徒と共に京都へ行ってきました。
京都は紅葉が市内でも始まりかけでした。
1日目は黄檗山萬福寺へ拝観です。到着して萬福寺にて普茶料理の昼食を頂き、写真にありますように、諸堂伽藍を丁寧な説明を聞きながら拝観させていただきました。
萬福寺は臨済宗・黄檗宗・曹洞宗いわゆる禅の教えの黄檗宗の大本山です。インゲン豆の由来でお馴染みの隠元禅師が開山のお寺です。中国様式の伽藍が特徴です。是非一度訪れてみて下さい。

萬福寺 総門
萬福寺 総門

萬福寺 開梆
萬福寺 開梆

翌日は午前中は永観堂から銀閣寺へと参りました。永観堂は紅葉が見ごろでした。

紅葉
紅葉

「見返り観音」で有名ですね。ちょうど工事中で「見返り観音」が普段と違ったところに安置されており雰囲気がかなり違いました。そして銀閣寺(慈照寺)へ。銀閣寺は臨済宗相国寺派の寺です。銀閣寺の正式名称は東山慈照寺と言い、足利義政公によって造営されたものです。銀閣は観音殿(国宝)で、室町時代の楼閣庭園建築の代表的建造物として名高いです。ちなみに、その他には鹿苑寺の舎利殿、通称金閣そして苔寺で有名な西芳寺の瑠璃殿です。この度は平成5年に建てられた書院から方丈(本堂)・弄清亭・東求堂(国宝)を拝観そして庭園を散策してきました。写真は東求堂内の四畳半書院同仁斎(草庵茶室の始まり・四畳半間取りの始まりと言われている)と展望台からの銀閣です。

東求堂内の四畳半書院同仁斎
東求堂内の四畳半書院同仁斎

展望台からの銀閣 観音殿
展望台からの銀閣

銀閣 観音殿・向月台そして銀沙灘
銀閣 観音殿・向月台そして銀沙灘

銀閣寺をあとに松尾大社へ。松尾大社にて全員をお払いを受け昼食を取り、宝物殿と当代庭園学の第一人者重森三礼氏作庭の松風苑の三つの庭を案内していただきました。

松尾大社
松尾大社

松尾大社亀の井
松尾大社亀の井(霊泉・酒造家がこの水を酒の元水として造り水に混和して用いる)また延命長寿、よみがえりの水として有名

松尾大社の神輿庫の酒樽
松尾大社の神輿庫の酒樽

3日目、東寺を拝観、私は檀家の法要で午前中は別行動となりました。午後は伏見の月桂冠大倉記念館へ。
酒の酒造工程や銘酒を味わいそして記念館裏から十石船に乗りはるか昔に大阪から京都に荷を運んだ水路を楽しんできました。
そして、京都駅より東京へ。

月桂冠大倉記念館
月桂冠大倉記念館

濠川
濠川の景色

月桂冠内蔵 奥蔵、中蔵、前蔵
月桂冠内蔵 奥蔵、中蔵、前蔵