2007年2月01日
もうすぐ立春ですね。
もうすぐ立春になりますね。昨年末から暖かい冬です。本堂前には今年も「福寿草」が咲き始めました。ホッといたします。毎年咲いていますが今咲いている福寿草は「いま」の命を精一杯咲いているのを感じさせられます。見ている私も一輪の福寿草も「いま」を生きている。ご自分の周りを見てください。また、耳に入ってくる鳥の声や触れるもすべてが「いま」のものなのです。いかがですか?ちょっと意識してみては。
今日から「如月」です。節分そして立春を迎え「春」に・・・。2月は本来寒い月です。4日は「坐禅会」がありますが、早朝の坐禅はこの2月が一番寒く感じます。でも、今年はそんなに寒くないかなと思ってみますがやはり寒いでしょう。
昨日は京都でしたが、「二条公園」を通っておりましたら「さくら」が咲いておりました。何と言う種類なのかわかりませんが。伊豆の川津桜は有名ですが。ちょっと早いような気がいたしました。お寺も白梅・紅梅が咲いております。昨日手伝いの人が「うぐいす」を見たと報告が今朝ありました。毎年「うぐいす」の鳴き声が聞けますが、まだ例の「ホーホケキョ」といきません。「梅にうぐいす」とよく言われますが、季節感なんでしょうかね?
節分は皆さん「豆まき」いたしますか、お寺もこじんまりと致します。夕暮れに玄関にていたします。いいものですよ。なにごとも節目は大切です。どうですか一つ家庭で忘れられた行事を見直してみませんか。
15日は「涅槃会」です。お釈迦様が亡くなられた日です。涅槃図を掛けて供養いたします。涅槃図にはお釈迦様が横たわれてその周りにたくさんの者が集まり、また、動物たちがお釈迦様のお亡くなりになるのを悲しんでいる図です。皆さんご存知ですか別れを悲しむ動物の中に「猫」がいないのです。ご縁があり、「涅槃図」を見ることがありましたら是非探してみてください。