2006年2月01日
初雪
今日は2月1日です。やっとホームページリニューアルいたしました。
昨年の秋に出来上がるつもりでいましたから、なんと4ヶ月以上遅れてしまいました。相変わらずのんびりと言うか愚図と言うか。
でも何とか出来ましたので、まぁ良いでしょうと自己満足しています。これから色々と内容を充実していきますので楽しみにしていて下さい。何かこう言う事を書いて欲しいとか、教えて欲しい事などありましたらリクエスト下さい。
さて、あっと言う間に小正月も過ぎ、大寒も過ぎ後数日で節分になります。
15日は「小正月」で「あずき粥」をいたしました。皆さんのご家庭では如何でしたか?ちょっとおしゃれに「あずき粥」を撮ってみました。普段はこのような朱膳では頂きません。
「あずき」の赤は、昔から「厄除け」と信じられていましたのできっと「あずき粥」にて今年1年の「厄払い」をしたのでしょう。
それから以前は「成人式」もこの日でしたね。新しく成人を迎える若い人に「厄払い」を兼ねて「あずき粥」でも食べさせてみてもいいのでないでしょうか。何も合理的に休日を並べるだけが良いのではなくても。
「小正月」・「あずき粥」、これからの日本を背負って行く若い人に地味だけど「日本人」の文化を味わって大人になっていく、そのくらいゆったりとした行事があって欲しいと願っていいる中年坊さんです。ちょっとせわしなくなって来ていませんか?今の日本は。
今年も大学入試の季節になってきましたね。「センター試験」どう言う訳か「雪」が多いですね。と言っても東京の話ですけどね。
寺も積もりました。10センチぐらいですか。
墓地のほうはもう少し多かったようです。
降り始めは風情があって好きです。寺の参道は結構急な坂で北側なので融けずに凍ってしまい、車などがあがって来れなくなります。午前中から法事があり来られるか心配致しましたが無事に法事は終わりました。一安心でしたが翌日の冷え込みによっては参道が上がれなくなるので心配しましたが何とか大丈夫でした。
1月は月末近くになって葬儀がつづきました。明日2日は、葬儀お通夜で、夕方から出掛けます。
何で葬儀をするの?と聞かれることがこの頃おおくなりました。なぜでしょう?皆さん如何思いますか?昔からそうしているから?和尚さんにお経をあげてもらわないと成仏できないから?さてどうでしょうかね。
今日からまたひとつ「入試」始まります。「中学受験」です。檀家さんのお子さんもたくさんおられるようです。今までの努力が是非成就するように祈願しております。「ガンバレ!!」受験生。ちなみに私には経験はありませんでした。
2月に入ると春のお彼岸の準備はいります。エッ!もうですか?と言われますが、そうなんです。今年1年の日程はほとんど昨年の11月下旬に決めますので、今月はその確認お知らせを檀信徒皆様にお知らせいたすので便りの仕度で追われます。法事・行事そして突然のご不幸など、結構時間がなくなってしまうのです。もっと頭の回転が良いといいのですが。仕方ありません。
昨日からの雨もどうやら恵みの雨となりますか?ちょっと乾燥しすぎていましたから。常緑樹も少し緑が薄く、困っていましたから良い雨でありますように。また、流行っている風邪にもこの雨が予防になりますように。
雨一つとっても自然の力は凄いですね。毎日降られてもやだし、降ら無すぎても困るし、うまくいきませんね。しかしそう考えるのは私たち人間だけで、「雨」は降るだけです。此処に降ろうかしら、あそこは止めておこうなど考えてなくただ無心に降っているのです。
私たちの「こころ」もこの「雨の無心」に何かを感じて欲しいですね。
「雨だれ」の音にどっぷりつかる時間持って見ませんか?