2005年12月16日
自然の働き
スイセンが地中から緑色の角をのぞかせています。自然の働きすごいですね。
毎年咲いて楽しませてくれて。しかし、昨年の咲いた花と同じところから咲いているけれど今これから咲こうとガンバッテいる花は別個のものです。
よく見て歩くと葉が落ちきった木々にも次の萌芽が見られます。大地を見れば落ち葉の下から新しい命がグィと頭をもたげています。命の力強さを感じる時です。
たった一度しかないそのときだけの命。そう思うと自然と微笑んでしまいます。大切に育てたくなりますね。ましてや口も利けず、自分からこうしたい、このように咲きたいなど無くただ無心に咲いているのです。感動ですね。
作られたものではない自然の命、絶やすわけにはいきません。
それに比べるとなんと人間の浅はかな事。情けないですね。
新聞・テレビ大きく報道されているニュース何とも言いようが無い出来事ばかりです。余りにも酷すぎます。誰も他人の生命を奪う権利など無いのです。たった一度の命、ゲームみたくもう一度やり直しなど無いのです。
今ここで一息している自分、周りを見渡して下さい。自分ひとりで生きているのではないのです周りの全てのものに生かされているのです。空気・水・米・パン・親(自分を生んでくれたから今いるのです)。草花などの自然もそうです。わかりますか?スイセンの話をしましたが、生命を感じさせていただけた。山を見て感動するなど。他人の命を奪うなど自分の命を奪う事です。
さて、今年の冬は何十年ぶりかの大雪に見舞われているようですね。
子供の頃は、ニュースなどで、上越地方などは大雪ではなく「豪雪」と呼ばれ常にラッセル車が線路を走ったりしている映像を見た記憶があります。
12月7日は24節気の「大雪」(たいせつ)にあたりました。節気のとおりですかね。もう少しすると同じく24節気の冬至になります。12月22日です。ゆず湯に入りましょう。エッ!ゆず湯。入ったことはありませんか?子供の頃は銭湯に行くと季節ごとの湯がありました。菖蒲湯とか。
気象庁は暖冬と予測していたようです。
4月12日の京都新聞に、おや!!雪化粧!?「右京・京北の山間タムシバ一斉開花」と題して載っていた記事がありその雪化粧の正体は、地元でコブシやコボセと呼ぶモクレン科のタムシバだそうで、コブシが多く咲く年は地元では豊作との言い伝えがあるが、一方では、雪の多い冬の予兆とも言われている。との記事を思い出しました。
昔から言い伝えられている事柄、結構現在にも当てはまる事が意外と多いですよ。余りバカにせず少し心して日常生活を送ってみるのも悪くないですか。コンピュータで出された結果だけでなく。いかがですか?
来年の手帳やカレンダーを手にしている人かなりおられると思いますが、日曜や祭日の休みだけでなく、24節気などに目を触れてみて下さい。季節感など一年を通じて意識する年を送って見てはどうですか。新しい自己の発見が出来るかもしれませんよ。
寒波襲来の日本列島、玄関を出ると冷蔵庫の中にいるようです。東京は乾燥しており更に週末は大寒波が襲うようです。
風邪など引かないように用心、用心しましょう。